原口総合法律事務所 Haraguchi International Law Office
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原口 薫 (はらぐち かおる)
学歴: 中央大学法学部法律学科卒業
米国シカゴ大学ロースクール修士課程卒業
資格: 平成元年 東京弁護士会登録
平成7年 ニューヨーク州弁護士登録
原口は、駒場東邦高校時代、東京を代表する卓球選手(最高東京ランク2位)として、打倒中国を夢見て日夜卓球(学業も)に励んでおりました。

当時の中国は、卓球を国技に定めた毛沢東が文化大革命を実施していました。その結果、世界の表舞台から荘則東や李景光などの中国選手が退場を余儀なくされ、一旦は日本が世界を制覇しました。しかし、程なく中国選手が復活を遂げ、日本と覇権を争っていたのです(例えば、原口と同じく福岡のインターハイに出場した選手は、後に中国選手を破り、世界選手権で優勝しました。)。

しかし、その後日本は中国の底力を思い知らされます。社会主義国である中国は国威高揚のために、卓球人口を1億とし、国を挙げて選手を発掘し、スポーツ科学者を導入して前陣速攻という新しいスタイルを編み出したり、無回転ラバーを開発し、卓球王国の座を日本から奪い、差を広げていったのです。

高校時代に卓球に打ち込んだ経験から、原口には中国の真の実力を正しく理解し、中国との関係を深く考察する素地があるのです。

原口が弁護士になった当時司法試験の合格率はわずか1.7%、60人に一人しか合格できない時代でした。当時は弁護士になりさえすれば、定年も競争もなく、生涯安心などといわれたものです。

しかし、原口は本質的にサービス業である弁護士が、過酷な試験制度によって守られる時代がいつまでも続くはずはないと考えていました。そこで専門分野を確立し、競争が激化した場合の得意分野への参入障壁を高くすることを常に考えておりました。

結果として、原口が最初に選択したのは発展途上国向けの融資です。

きっかけは修習生のときに出合ったメキシコの官僚たちが、自分たちは日本からの投融資があれば、ダムができるし、発電所ができるし、国をよくすることができると、語っているのを見て、彼らとともに仕事をしてみたいと思ったからです。

そのために、金融に詳しい法律事務所に入所し、金融に強いシカゴ大学に留学し、ラテンアメリカ向けの金融に強いニューヨークの法律事務所や東欧に強いイギリスの法律事務所において研修をし、発展途上国向けの円借款の実施機関である海外経済協力基金に出向したりしました。

しかし、いろいろなところで働くうちに、発展途上国向けの投融資においては、米国法または英国法が通常準拠法として定められているばかりか、英語が支配言語であって、日本語と日本法を得意とする日本人弁護士の活躍の場面は極めて限られていることがわかりました。

当時、原口が所属していた事務所では、日本の金融資産をユーロ市場で流動化する業務が爆発的に増加しており、長期間の海外留学、研修を経て、日本の法律を英語で説明することに不自由がなかった原口も、金融資産の証券化業務に関わることになりました。

原口は、このときはじめて、弁護士の業務は本質的に受動的なものであって、社会の変動に伴い必要とされる専門知識は常に変動することを理解しました。

そして、弁護士としての真の価値は、社会の変化にすばやく対応する準備を常に怠らず、社会の変化に柔軟に対応する、適応性にあるのではないか、と考えるに至りました(当時のベストセラーの「チーズはどこにいった」は、原口の現在の考えの基礎になっています。)。

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